障害をチャンスに変える

そう、彼女の恋愛は障害だらけである。

親や友達も含め、周りの人は辞めた方がいいという。このブログを読んでるゲストのみなさんもそう思うだろう。しかし、彼女に言わせれば、「よけいなお世話だ!」みんな適当なこといって、私の恋は私の判断で決める。他人のアドバイスははもう聞きたくないという。

なかなか、気の強い子である。だが、その気の強さが男を遠ざけてるのを彼女はぜんぜん気がついてないのである。人には相談するが、自分の考えと反する答えが返ってくると、すぐに不機嫌になる。

おもしろい子である。考えようによっては自分の考えをしっかり持ってる子である。普通、女の子は自分の恋愛を女友達といろいろ相談する。相談するのはいいが、けっこう他人の意見に左右されやすいのである。友達に「やめたほうがいい」と言われたら、そうかな・・と判断をあやまることがたびたびある。自分の意志で決められない子は誰かに責任をとってもらってほうが気持ち的に楽なのである。うまくいかなかったら自分のせいじゃないからと、自分の人生を左右する恋愛においてもその傾向がある。

自分の意志に従うと責任を自分にとらなくてはならない。周りは誰も助けてくれないから、自分でやるしかない。「周りを見返してやりたい」と彼女はつよく望む。

「見返してやりたい?」、「そうです、ここまできたら後に引けません」まるで、男の子と相談してるのかな?という錯覚を覚えた。彼女の性格は男っぽいのである。

そこで、彼女に恋愛を成功するための条件をつけた。

1、何があっても途中でやめないこと。
2、もっと女らしい部分を彼に対してみせること(演技でもかまわない)
3、最終的にはこの恋愛を君がリードすること、そのために頭を使うこと

その意味のひつひつを彼女に教える。
周りは反対する、彼はその恋愛の責任から逃げようとしている。障害だらけである。高い壁がある。

だが、障害・壁の出現はチャンスなのである。障害や壁があるから人々はそれにチャレンジするのである。チャレンジしなかったら何もおこらないし、チャレンジしなかったら幸せにはなれないのである。

「見返してやる」その考えでもいいのである。それがやる気の原動力になればそれでいいのである。

障害をチャンスに変える。

実は、そこから、この恋愛相談は大変な相談へとなっていった・・・

愛情の破綻現象

彼女の恋愛相談、最初に戻る。

彼に対して強い愛情線がある。しかし、結婚線に障害がある。そして、年齢の位置と相手と愛情を結ぶ線にアイランド(島)がある。その部分にトラウマ現象が見える。

一番気になるのは、感情線の破綻現象である。通常(愛の破綻現象)という。
彼女の場合、それが両手に起きてる。右と左では多少現象が異なるが、間違いなく、愛の破綻である。

この場合占い師は、「この恋は諦めたほうがいい、またはやめたほうがいい。決して幸せにはなれません。次の相手を探したほうがいいですよ」と定石ではそう占うと思います。そして、「ほら、次の相手はこの時期に見えてますよ」とかなんとか言うわけですな。お客さんを安心させるために。

私も同じく、そのことを最初に彼女に伝えてあります。「これは、運命ですか?」いいえ、「これはあなたの潜在意識からきた現象です」と答える。現象?て何?・・潜在意識って・・?

長々と潜在意識について説明する。

「ということは、この現象をまねいたのは、自分だ!」頭のいい子である理解が早い。

「現象を変えれば、運命も変わるかも」・「そうです奇跡が起こります」

「いろんな人と彼のことで相談してきたけど、こんなこと言われたの初めて、少しやる気がでてきた」

彼女に言わせると、みんな同じことを言ってたらしい。「別れたほうがいい」と

次回へ続く